今日は朝から『大東亜論』の下描きをやっている。
やっと10ページまで来たので、今からペン入れする。
ちょっと息抜きでブログ書きます。
しばしば勘ちがいされがちですが、男の意見は誰か一人が代表
できるものではなく、個人個人の見解があるだろうと考えるの
ですが、女の意見は女全体の意見の代表だろうと誤解しがちです。
これこそが女性差別で、女性を個人として見ていない証拠です。
しかし、女性はある女性の発言に対して、「私はそうは思わない」
と表明することが少ないと思います。
女性は女性と対立したくないと考えるような気がします。
和の精神が強いのだろうか?
泉美さんはそこを個人として突破してくるので驚きます。
そのあまりにも直球の書きっぷり、女性の「生理」という現象の
理性で捉えられない感覚を、グロテスクと表現する大胆さは、
完全に作家の感性でしょう。
男で言えば制御できない「性欲」が、女性には理解不能だから、
慰安婦問題で女性の不快感を掻き立てるのでしょうし、女の
「生理」という現象も、本来、男にはもっと理解不能の現象です。
そして女性が自分の身に起こっている現象であっても、人間の
理性を超えたあまりにも不条理で、拒否反応の強いものであろう
ことは、少しは想像がつきます。
わしはそういう感覚を持つ女性に出会ってきたことがありますし、
そういうある意味、神聖な領域について、公共空間で平然と話す
勇気がありません。
それを平然とやってる男を見ると、鈍感なのか、女を知らないのか、
恐れのない奴だなと思ってしまいます。
泉美さんのブログの最後の段落の文章は、まったく凄い!
最後3行では、つい吹き出して笑ってしまいました。
こんな不条理な感覚まで、笑いで締めるかという驚きは、文学的
でもあります。
門弟女子は国語力が高いので、感性を直視して言語化するという
訓練はやった方がいいと思います。
ただし、女は生命の根源と繋がっているから、たかが理性で
封印するのはもったいないとわしは思いますね。